手術・セカンドオピニオンについて

長年のキャリアと豊富な実績から、正確でていねいな手術やセカンドオピニオンのアドバイスを行っています。

手術について

当院では、フェレットの手術に関して主に軟部外科を行っています。これは、柔らかい組織の手術を行う分野で、骨などの整形外科以外を指します。フェレットは身体がやわらかく体重が軽いので骨折をはじめとする骨のトラブルはほとんどありません。

フェレットはコンパニオンアニマルの中でも小さな身体を持っており、どのような手術であっても出血量をできるだけ少なくすることが不可欠です。目視できるギリギリの細い血管でも大量の血液を運んでいるものがあるので、細心の注意と長い経験が必要なのです。

当院の院長は、本格的に日本へフェレットが輸入されはじめた1995年頃から、フェレットの診療を行ってきています。腫瘍性疾患などのフェレットの手術の症例数で当院の実績は群を抜いており、その経験をもとに正確でていねいな手術を行っています。

セカンドオピニオン

くらた動物病院は、フェレット診療に関して、他院の獣医さんが頼る専門性を持っています。

フェレット診療には高度医療機関がないため、長いキャリアと実績を持つくらた動物病院では、他院からご紹介されて治療をお任せいただく場合も多く、フェレット診療の最後の砦になっています。フェレットの治療に関しては、飼い主さまが望まれる場合、抗がん剤治療などの高度医療も行っています。

フェレットに関してはまだわかっていないことも多くあります。また、種が違うため犬猫診療の常識とは全く違う特殊な部分があります。そのため、他院にかかっていて他の意見も聞いてみたいという飼い主さまのために専門家の立場からアドバイスを行うセカンドオピニオンもお引き受けしています。

くらた動物病院のコンセプトは、飼い主さまにわかりやすい説明を行って、インフォームドコンセントをしっかりとることです。病状の正確な把握とともに、治療内容の正確なご理解をいただくことは、フェレットの病気に立ち向かう飼い主さまの強力な原動力になりますし、そのコに最適だと飼い主さまがお考えになる治療をお選びいただくために不可欠だと考えています。

ご不安やご疑問などございましたら、どんなことでも遠慮せずご相談ください。